オフィス移転は費用が掛かるので、時期と科目に注意
オフィス移転は、何やかやと費用が嵩むものと言えます。引っ越し代金はもちろんのこと、借りているオフィスであれば、移転前のオフィスに対する現状回復費用とか、移転後のオフィスに対する保証金、前家賃、場合によると敷金、礼金なども必要になります。その他のオフィス移転費用としては、レイアウトを再びやり直すということにもなるので、パネル板などをはじめとするレイアウト用の機材なども必要になります。さらには、受付の具合や事務所と応接スペースの関係なども考えば、それなりのオフィス用品も新たに購入することになりますし、呼び出しインターフォンとかの配線などの用具も必要となります。
ということで、オフィス移転は存外多くのお金がかかるということをまず意識することです。これはスペースを狭めて賃料を少なくするという場合も同じことですから、全体経費との関係も考慮して、まずは実施時期ということを考えるのが重要です。移転の結果の費用をどこで計上するかによっては、その会社の損益にもろに響くからです。もう一つ注意が必要なのは、設備と経費の関係です。
経費の場合はその期に直接影響しますが、設備であれば、固定資産として扱う関係上、損益への影響が少し異なるということになります。もちろん、減価償却の手続きもありますし、設備として取り扱わなければならない基準ということや、対象ということもあるので、そこを十分考えた上での対応が必要になります。加えるに、レンタルで賄うときとリースで対応するときにも、この点には注意が必要です。
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