オフィス移転のポイントは移転先のレイアウトの決定
事務所で働く人の人数が増えて手狭になってきたり、業容を拡大して顧客を受け入れる相談スペースを拡大しなければいけないような場合は、オフィス移転を考えることになるでしょう。オフィス移転は、移転先をその用途や予算や移転地域等から絞り込んで決定することと、実際に引越しをする作業、そして移転に関係する届出等の手続きの3つを考える必要がありますが、オフィス移転計画を作る時はこの3つのタイミングをうまく調整することが大事になるでしょう。特に、移転先のオフィスを決定して安心するのではなく、そのオフィスの使用方法を想定し、オフィスレイアウトを早めに決めることが大切です。仮に移転先の事務所の契約が完了していて使える状態だったとしても、レイアウトが決まらないと電源工事等をすることができず、結果的に引越しできない事態になります。
そうなると、最悪の場合は、新旧両方の家賃負担が生じてしまうということにもなりかねません。オフィスレイアウトを決める場合には、引っ越し業者とレイアウト施工業者を上手く連動されることも重要でしょう。レイアウトが解っていれば、引っ越し業者がどこに机をどのように並べるかをより理解してスムーズな作業を行ってくれることを期待できます。コストを下げるためには、社員自らが引っ越し作業に関わるのがいいでしょうが、その分仕事に影響が出てしまいます。
そのため、割り切って業者に全部アウトソーシングする方が結果的には素早く効率的に移転を完了させることができるかもしれません。
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