今いる場所では納得できず、新宿あたりに事務所移転をしたいと考える人もいます。ある意味経営者としては、東京都の一等地に会社を構えるのが夢かもしれません。さすがに自社ビルは難しいとしても、オフィスを借りる事は決して不可能ではありません。この時、新宿に事務所移転をするならば現在の賃料との差額はよく考えておいた方が良いです。

移転をする場合でしかも新宿に電話をするとなれば、それなりに経営がうまくいっている可能性が高いです。ただその形もいつまでも良い状態が続かないことを頭に入れておきましょう。現在はもしかしたらピークの可能性もあります。社長としては、現在はピークではなく、まだ発展途上中と考えるかもしれませんが、考えているとほどうまくいかないのが現実です。

現在をピークだと考え、もう少しレベルを落とした段階で事務所移転を考えると、毎月のテナント料金の支払いをしたとしても、ある程度余裕が出てきます。そして、いつ実施するかも明確にしておかなければいけません。なんとなく移転したいと言うだければ、1年たってもなんとなくの状態が続き、もしかしたら10年後もまた同じことを考えているかもしれません。それよりは具体的に計画し、金銭的に無理はないかあるいは今のタイミングで行うことにどのようなメリットがあるかなどを見ておくことが大事になります。

あまり見たくない部分かもしれませんが、現実から目を背けずに見ることで、次の第一歩を踏み出せる可能性が高くなるでしょう。